恋愛で落ち込んだり、悩んだりする事ってありますよね。足元ばかり見て、前を向いていないと転んでしまいます。そんな時は誰かの助けが必要です。
ディズニー映画はお好きですか?ディズニー映画を幼い頃からみている方が大多数と思われます。
特に人気のジャンルはプリンセスが活躍する映画です。
白雪姫から全ては始まり、最近ではアナと雪の女王が大ヒットして、誰もが一度はみた事がある映画です。
ディズニー映画は多くのことを私たちに教えてくれて、勉強させてくれます。それは恋愛で落ち込んだ時もそうです。落ち込んだ時に上を向かせてくれる力を与えてくれます。
ディズニープリンセスたちは王子様たちと素敵な恋をして結ばれています。私たちもそんな恋愛ができたらいいですよね。
どうしたらディズニープリンセスたちのような恋愛ができるのか、ディズニープリンセスたちの名言から恋愛を学んでいきましょう。
白雪姫
「白雪姫」とは、1937年にディズニーが世界で初めてフルカラーで制作した長編映画です。映像の美しさは今でも人々の心を釘付けにしています。
白雪姫が毒林檎を食べるシーンでの名言です。
老婆に化けた継母が白雪姫に「とっても美味しい林檎だよ。願い事を唱えながらお食べ」と話し、白雪姫は願いを込めながら毒林檎を食べます。
白雪姫は一度だけあった王子様との幸せな暮らしを望んでいたのです。
一途な思いがこのセリフに込められています。
最後に白雪姫は王子様のキスで目が覚め、願った通り王子様と共にお城へ向かい、いつまでも幸せに暮らす事ができました。
一途に思い続けていれば、願いは叶うのです。
シンデレラ
「シンデレラ」とは、1950年に公開されました。
ディズニープリンセスといえばこの「シンデレラ」が思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。2015年には実写版が公開されました。
朝、動物たちに挨拶をしてベットから起き上がる時に歌っている「夢はひそかに」の歌詞の一部です。
継母たちから辛い仕打ちを受けながら暮らしているシンデレラ。
どんなに辛い時でも信じることを続けていれば、夢は叶うことを歌っています。今、どんなに辛くても夢を諦めずに信じ続けることが大切です。
実写映画「シンデレラ」での名言です。
シンデレラの母が亡くなる前にシンデレラに伝えるセリフです。本編の中でシンデレラが何度も呟いています。
母からの言葉を忘れずに生活していたシンデレラ。フェアリーゴッドマザーの魔法よりも、強力な魔法はこの言葉だったのです。
この言葉に忠実にしていたおかげで、シンデレラは王子様の心を射止める事ができました。
あなたもこの言葉の通りに生活すれば、魔法がかかるかもしれません。
眠れる森の美女
「眠れる森の美女」は1959年に公開されました。ラストシーンの美しさに目が釘付けになります。2014年にはヴィランを中心にリメイクされた「マレフィセント」が公開されました。
オーロラ姫が森の中で妖精たちに頼まれた木の実を積んでいるときに、動物たちと夢の話をしている時に歌う「夢はひそかに」の歌詞の一部です。
王子様と踊る夢を見ているオーロラ姫。動物たちが王子様に扮してオーロラ姫とワルツを踊ります。
夢の中での王子様はオーロラ姫を愛してくれて、夢の中だけではなく、愛してもらうことを願っています。
その後、フィリップ王子が現れ、夢の中で愛してくれた王子はこの人だと確信し、恋に落ちます。
恋をするなら、夢の中でも、現実でも愛してもらいたいですね。
リトル・マーメイド
「リトル・マーメイド」は1989年に公開された映画です。
「人魚姫」といえばこのアリエルが思い浮かぶくらい、人気のプリンセスです。2023年には実写版が公開予定です。
劇中歌「パート・オブ・ユア・ワールド」のリプライズ版の歌詞の最後のフレーズです。
アリエルが沈む船から脱出し、溺れるエリック王子を助けた後のシーンです。
今まで人間の世界に憧れだけだったアリエルが、エリック王子を助けたことによって人間の世界との関わりができ、今までのアリエルが見ていた世界が変わり、エリック王子に会いに行く願いがこもったフレーズです。
恋をすると今まで見ていた世界は一変します。
何か行動を起こす決心が伝わる瞬間です。
エリック王子が結婚相手に聞かれた時に話すシーンです。
エリック王子は意中の相手がなかなか見つからず、周りから急かされるが、エリック王子は「雷みたいに どんと!」と話します。
意中の相手が現れた時、確かに心臓が雷に打たれたようにドキッとします。
エリック王子の言う通り、雷に打たれたような感覚になる人がもしかしたら意中の相手かもしれません。
劇中歌「キス・ザ・ガール」のフレーズです。
人間になったアリエルがエリック王子と静かな入江で船に乗り、デートをしています。
そこで、セバスチャンがキスをするようにいい雰囲気を作りながら歌います。
好きな人が目の前にいると、緊張して何をすればいいかわからなくなってしまいますね。
でも、好きであるのなら、何をするか直感で分かるのです。
心の思うままに、動いてみるといいかもしれません。
美女と野獣
「美女と野獣」は1991年公開の映画です。
劇中歌がとても有名で、2017年には実写版が公開され、大ヒットしました。
2020年には東京ディズニーランドにアトラクションがオープンし、話題が絶えない作品です。
ベルが野獣の城から飛び出し、外で狼に襲われたところを野獣に助けてもらい、治療している時のフレーズです。
野獣が薔薇に近づくベルに対して怒りを露わにし、怯えさせた事がきっかけで、ベルは城を飛び出しました。
怪我の治療中も小言ばかり言う野獣に対してベルは野獣に対してどうすればいいかはっきり伝えました。
ベルははっきりと野獣の短所を伝え、どうすればいいか少し言い方はキツめですが、怒りばかり感情をコントロールできない野獣に対して的確なアドバイスです。
怒り気味であれば、少し感情をコントロールし、人に不快な思いをさせないようにする気を配る大切さが伝わります。
城に閉じ込められ、野獣に対して怯えるベルに、ポット夫人が話すシーンです。
野獣は見た目はとても恐ろしい姿をしているのですが、ポット夫人は野獣が人間の時からどんな人だったか知っている人物です。
見た目が第一印象ですが、時間をかけて関わっていくとポット夫人の言う通り、野獣は少し不器用ではありますが、優しい場面が見られます。
どんなに見た目が怖くても、実は中身は優しい人、実際にいますよね。
野獣がベルを城から解放した後に、召使いたちに話すシーンです。
ベルとダンスを楽しんだ野獣は望むものを映す魔法の鏡をベルに渡し、ベルは自分の父親の姿を見ます。
しかし、父親は雪の中倒れていました。ベルは父親を助けたいと野獣に頼みます。
すると野獣はベルを城から解放することを伝えます。
ベルが望んでいたことは城から自由になることだと知っていた野獣は父親を助けるために、ベルを自由の身にしたのです。
愛されなければ呪いは解けないのに、自分を愛してくれるかも知れないベルを解放したことは一生野獣の姿でいる覚悟の現れでもあります。
でも愛するベルが困っている姿を見て、野獣はなんでもしてあげたくなったのでしょう。
愛することは、自分の身がどうなってでも、願いを叶えてあげたくなりますね。
アラジン
「アラジン」は1992年に公開されました。
魔法の絨毯に乗って歌う「ホール・ニュー・ワールド」は女性だけではなく、男性も心打たれる人が多くいます。
2019年には実写版が公開され、「スピーチレス〜心の声〜」は社会情勢と重なり、SNSを中心に話題になりました。
ジャスミンが父親と婚約者の話をしているシーンです。
ジャスミンとの結婚を求めて、各国から王子が訪問し、ジャスミンに求婚しますが、ペットの虎のラジャーに追い返されてしまいます。
なかなか結婚を決めないジャスミンを、父親は心配しますが、ジャスミンは恋をしたいと伝えます。
お金が目的の結婚とは、本当に幸せになれるのか、さりげないシーンではありますが、考えさせられるシーンです。
アラジンが王子に扮して、夜にジャスミンを魔法の絨毯に乗って連れ出すシーンです。
魔法の絨毯に乗る事に不安を隠せないジャスミンに、アラジンは手を差し伸べて、「僕を信じろ」と話します。
ただ短いフレーズですが、映画を象徴するシーンです。
ジャスミンはアラジンの手を取り、魔法の絨毯に乗り、城を抜け出します。
相手を信じて、冒険する挑戦心を大切にすることを思い出させてくれるシーンです。
このシーンでジャスミンは街で助けてもらった青年だと気づきます。
ポカホンタス
「ポカホンタス」は1995年に公開されました。
ポカホンタスは実在したネイティブアメリカンの姫です。今までのディズニー映画とは違い、部族や人種の争いをテーマにしています。
ラストシーンも今までのディズニープリンセスとは違う、新しい作りとなっているので、新感覚です。
ポカホンタスが父親に将来の話をした後に川の近くでアライグマのミーコに話すシーンです。
どんな事にもチャレンジしたくなる性格のポカホンタスは結婚について話をされますが、決まった道を進むことを拒みます。
川に例えますが、川は常に一緒ではなく、年月をかけて変わり続けていきます。恋愛も、定番に拘らず、川のように変わり続けるのです。
ポカホンタスがイギリスからきたジョン・スミスを森の中に案内するシーンです。
冒険家のジョン・スミスはポカホンタスと出会い、自然について深く考えるきっかけになります。
自然の声は直接は聴くことはできません。しかし、目を閉じれば、心で聴くことはできます。人に対しても同じことが言えるシーンです。
ジョン・スミスがポカホンタスが暮らす部族に捕虜として囚われ、小屋に閉じ込められている時、ポカホンタスと会話をするシーンです。
ポカホンタスとジョンは惹かれ合いますが、ポカホンタスは森の部族、ジョンは入植を目指す侵略者。敵同士なのに出会ったことを後悔するポカホンタスはジョンに「こんなに苦しむのなら、出会わなければよかった」と言います。
でも、ジョンは後悔していません。
恋で苦しい思いをする度に、「なんで出会ってしまったのだろう」と後悔する人は多くいます。
でも、その時は辛くても、もし、相手と出会わなければ今までの嬉しいことはなかったと言う事になります。
どんなに辛い状況でも、「出会えてよかった」と思えるようになりたいですね。
ムーラン
「ムーラン」は1998年に公開されました。古代中国が舞台となっています。
中国の伝説「花木蘭」をモデルにしています。
他のプリンセスたちとは違い、男装をし、男として戦う姿はとてもかっこいいです。
2020年には実写版がDisney+で配信されています。
ムーランは良家の娘なので、お見合いのために支度をし、仲人さんに会いにいきます。
お茶の作法を実践していると、お守りに持っていたコオロギが逃げ出したり、仲人さんの顔が汚れてしまったり、結果は散々です。
落ち込んで帰ってきたムーランが家の庭にあるお墓にお参りにいくシーンで劇中歌「リフレクション」を歌います。
その歌詞のフレーズです。
無理に厚化粧をして、本当の自分を隠しながらお見合いをすることは、ムーランにとってはとても窮屈で絶えられなかったのです。
本当の自分を隠しながら生活する辛さが伝わります。
水辺に映る顔を見るムーランの姿は悲観的で胸が締め付けられます。
好きな人の前で、本当の自分を隠し続けていいのでしょうか?
ムーランの父、ファ・ズーのセリフです。
仲人さんを怒らせて、落ち込んで帰ってきたムーランに、ファ・ズーは庭に咲く花を見ながら話します。
ムーランの周りはお見合いで結婚が決まる中、なかなかムーランは決まらず、結婚が遅れてしまっています。家の庭の花は
満開で、とても美しく咲いていますが、まだ蕾の花を見つけ、ムーランを元気付けてくれる姿は、見ている私たちも元気付けてもらえます
恋も慌てず、ゆっくり進みましょう。一番美しい花になります。
プリンセスと魔法のキス
「プリンセスと魔法のキス」は2009年に公開されました。
プリンセスで初の黒人プリンセスとして、公開当時はとても話題になりました。ディズニーが制作した最後のセル長編アニメです。
物語の序盤、ティアナが子供の時のシーンで、ティアナの父のセリフです。
この言葉が、ティアナの原動力となり、物語は進んでいきます。
星に願えば夢は叶うというのは、みなさんも聞いたことはあると思われますが、それじゃあ、星に願ったことを叶えるにはどうすればいいのか、誰も教えてくれませんでした。
どうすればいいのか、それは一生懸命努力することだったのです。
星に願う時は、努力も忘れずに。
塔の上のラプンツェル
「塔の上のラプンツェル」は2010年に公開されました。
初のフル3DCGで制作されたプリンセスストーリーです。
グリム童話「髪長姫」がモデルとなっています。活発な性格と行動力から、多くの女性や小さな女の子まで夢中にさせています。
塔で幽閉されていたラプンツェルが外の世界へ飛び出し、フリン・ライダーがラプンツェルの冒険を諦めさせようとしてわざと連れてきた荒くれ者たちが集まるバーでのシーンです。
ラプンツェルの夢を馬鹿にされた時に、荒くれ者たちに問いかけるセリフです。
すると荒くれ者たちはピアニストやインテリアデザイナー、かわいいユニコーン集めなど、見た目にそぐわない夢を語り始めます。
夢を語ることを馬鹿にされましたが、自分の夢について再確認することができます。
塔を抜け出したが、継母のゴーテルに連れ戻され、再び塔に幽閉されてしまいます。
しかし、ラプンツェルは諦めません。
ラプンツェルが生きている限り、何度でも諦めずに逃げ出す決心を伝えるシーンです。
一度失敗しても諦めず、もう一度挑戦するラプンツェルの姿は、私たちに諦めない力を与えてくれます。
ラプンツェルの夢「自分の誕生日に空に浮かぶ光の正体」を知る事を恐れるラプンツェルに、フリンが話すセリフです。
もしその後、自分の夢が叶ったらどうすればいいのか、その後を不安に思うラプンツェル。
しかしフリンが、ラプンツェルに「夢が叶ったら、また新しい夢を探すんだ」と話すとラプンツェルは納得します。
夢が叶って一区切りついた後、次に進むための原動力になります。
メリダとおそろしの森
「メリダとおそろしの森」は2012年に公開されました。
「トイストーリー」や「モンスターズインク」でお馴染みの「ピクサースタジオ」制作の初めてのプリンセスです。
ディズニー制作のプリンセスとはちょっと違った、新しいタイプのプリンセスです。
劇中のラストでメリダが話すセリフです。映画のテーマが「勇気」となっており、熊になった家族を救う勇気、自分の運命を見つめる勇気など、作中にはメリダが勇気を出すシーンが多く見られます。
自分の運命を見つめるのはとても恐ろしい事です。
でも、運命を見る勇気があれば、どんなことも怖くなくなります。
魔法が効いたお菓子をメリダに渡した森の魔女が、魔法が効きすぎてしまったシーンで、さりげなく話すセリフです。
魔法が効いたせいで、メリダの母は熊となってしまいます。
メリダと母は意見の食い違いから喧嘩ばかりしてしまいます。
お互いの内面を見ず、表面で評価し合っていたことが原因です。
表面ではなく、内面を重視する大切さを伝えています。
アナと雪の女王
「アナと雪の女王」は2013年に公開されました。
劇中歌「レット・イット・ゴー」は世界中で大ヒットし、社会現象にもなりました。
公開後も短編作品がいくつも制作され、2019年には「アナと雪の女王2」が公開され、再び社会現象となりました。
世界的大ヒットした劇中歌「レット・イット・ゴー」の歌詞です。
触れた物を凍らせてしまう力を持つエルサは、力を抑えて生活していました。
戴冠式でアナと喧嘩をしたことがきっかけで力を抑えられず、凍らせる力を周りに見せてしまいます。
雪山に逃げ込んだエルサは、今まで抑えていたことからの解放を歌います。
本当の自分を抑えこんでいると、生活しにくいですよね。解放できるようになりたいですね。
雪山に城を作り、閉じこもっているエルサに会いにきたアナは、エルサの説得に失敗し、エルサの氷の力がアナの心に直撃してしまいます。
愛が無ければアナは凍り付いてしまうとドワーフに教えてもらったので、アナは急いで城に戻り、ハンス王子からキスをしてもらおうと試みますが、ハンス王子はキスをせず、アナを殺そうとします。
冷え切った部屋に雪だるまでできたオラフがやってきて、暖炉に火を焚べます。
アナはオラフが溶けてしまうので離れてと話しますが、オラフは「アナのためなら、溶けてもいいよ」と身を挺して温めてくれます。
大好きな人のためなら、自分の犠牲を問わない姿に、胸打たれます。
モアナと伝説の海
「モアナと伝説の海」は2016年に公開されました。
海に選ばれた少女、モアナが命の女神テ・フィティに心を返す為に、広大な海を冒険します。
船を操縦するモアナの姿は、とてもたくましく、まるでアクション映画のようです。
溶岩の怪物、テ・カァに向かって、モアナが話すセリフです。
マウイとテ・カァが戦っている間に、テ・カァの正体に気づいたモアナ。テ・カァの正体は命の女神、テ・フィティだったのです。
モアナは「本当のあなたになって」と話し、テ・カァに心を渡します。すると、テ・カァは本当の姿、テ・フィティとなったのです。
本当の自分を作り出し、決めることができるのは、自分自身だと言うことを教えてくれるシーンです。
先が不安になるモアナに対して、エイとなったタラおばあちゃんが話すセリフです。
モアナに何がしたいのか、タラおばあちゃんは問いかけます。モアナのしたいことは、自分の住むモトゥヌイの島を救い、テ・フィティに心を返すことです。
できるのか、ではなく、自分がやりたいかを考えさせてくれます。
幼い頃から見ていたディズニー作品、大人になってから見るとまた違う見方をすることができます。
特にディズニープリンセスたちの名言は、恋愛をしている大人になっても、私たちに多くのことを教えてくれます。
それは恋愛だけではなく、友情、家族もそうです。
この機会に、ディズニープリンセス映画をもう一度見返してみてはいかがでしょうか。
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